26日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前営業日比8.9ドル高の2555.2ドル。
先週末23日にジャクソンホールで開かれたカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムでパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演し、早期の利下げを示唆したことから金の買いが先行した。その後、米商務省が26日発表した7月の耐久財受注は前月比9.9%増と、前月の6.9%減からプラスに転じ、事前予想の5.7%増も上回ったことから下押す場面もあったが、米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁や米サンフランシスコ地区連銀総裁のデイリー総裁が9月の利下げを支持する発言をしたことから押し目では買いが入る展開となった。