1日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比7.8ドル高の2480.8ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はFOMC後の記者会見で、早ければ9月のFOMCで利下げを議論する可能性を示唆したことから買い優勢の展開。また、米労働省が1日に発表した7月27日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万4000人増加の24万9000件となり、昨年8月以来の高水準となったことや、米供給管理協会(ISM)が1日に発表した7月の製造業景気指数は46.8と、6月の48.5から低下し、昨年11月以来の低水準となり、景気拡大・縮小の分岐点となる50をこれで4カ月連続で下回り、米景気や労働市場の減速懸念から米長期金利が低下し、一時2506.6ドルまで買われ中心限月で最高値を更新した。