16日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月8月限は前日比38.9ドル高の2467.8ドル。
時間外取引から早期の米利下げ期待から買い優勢となる展開となった。日中取引に入り、米商務省が16日発表した6月の小売売上高(季節調整済み)は前月比横ばいと、事前予想の0.3%減を上回った。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇したことから、金の売りが入り、一時上げ幅を縮小する場面があった。しかし、その後はドル指数の上昇が一服し、下落に転じたことを受け押し目で買いが入った。また、米長期金利が低下したことから上げ幅を拡大させ中心限月ベースでは2か月ぶりに最高値を更新した。