11日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月12月限は前日比5.7ドル安の4116.3ドル。
米連邦準備理事会(FRB)による12月の連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まる中、金の買いが先行して一時4150ドル台まで上伸した。ただその後、米上院は10日、つなぎ予算案の修正案を可決し、下院に送付した。下院での再可決後 にトランプ大統領の署名を経て成立する見通し。史上最長となった米政府機関の再開に向けて前進が見られる中、市場の関心は再開後の経済指標発表に向かっており、利益確定売りに押され上げ幅を縮小してマイナス圏に沈んだ。