28日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月12月限は前日比36.6ドル安の3983.1ドル。
米中首脳会談に向けた両国の閣僚級協議で貿易取引の枠組みで合意したことを受け、米 中貿易摩擦が緩和するとの楽観的な見方が広がっている。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産としての金需要が一段と後退した。相場は早朝から売りが先行し、一時3900ドル近辺まで下落。しかし、その後は外国為替市場でドル指数が下落したことや米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから買い戻しが入り、下げ幅を縮小する値動きとなった。