24日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月12月限は前日比7.8ドル安の4137.8ドル。
米中対立激化への警戒感が和らぐ中、利益確定の売りや持ち高調整の売りに押され、一時4055.7ドルの安値を付ける場面があった。しかし、その後発表された9月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.0%上昇。伸びは前月の2.9%上昇から加速したものの、市場予想の3.1%は下回った。これを受けて今月の米利下げ実施見通しが維持されるとの見方が強まり、金の買い戻しが入り下げ幅を縮小する値動きとなった。