
25日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比3.0ドル高の3771.1ドル。
米商務省が朝方発表した4─6月期の実質GDP(国内総生産)確定値は、季節調整済み年率換算で前期比3.8%増と、改定値(3.3%増)から大幅に上方修正された。市場予想3.3%増を上回った。GDPの7割を占める個人消費は2.5%増(改定値は1.6%増)に引き上げられた。
一方、最新週の新規失業保険申請件数は前週比1万4000件減の21万8000件となり、市場予想も下回った。これを受けて、外国為替市場でドル指数が上昇したことから金の売りが先行した。しかしその後、ドル高が一服したことから押し目で買い拾われて下げ幅を縮小してプラスサイドに回復する値動きとなった。