10日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月12月限は前日比0.2ドル安の3682.0ドル。
米労働省が10日発表した8月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.1%低下と、事前予想の0.3%上昇に反して低下した。また、エネルギーと食料品を除いたコア指数も前月比0.1%低下と、事前予想の0.3%上昇を下回った。これを受けて、金の買いが優勢となり3700ドルに迫る場面があったが、米消費者物価指数の発表を控えて利益確定の売りに押されて小幅安で取引を終える値動きとなった。