28日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比25.7ドル高の3474.3ドル。
米メディアによると、米連邦準備制度理事会(FRB)のクック理事は28日、トランプ米大統領による住宅ローン不正疑惑を理由とした解任通告が違法だとして、職務継続の確認を求める訴訟を起こした。クック理事の解任によりFRBの独立性が脅かされれば、ドルの信認低下につながるとの警戒感が生じ、外国為替市場でドル指数が下落したことから金の買いが優勢となった。また、来月の米利下げ観測が高まっており、米長期金利が低下したことを受けて、上げ幅を拡大する値動きとなった。