7日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月8月限は前営業日比0.1ドル安の3342.8ドル。
トランプ米大統領は6日、イスラエルとイスラム組織ハマスが今週、停戦で合意する可能性があるとの見通しを示した。これを受けて地政学的リスクが後退したことや外国為替市場でドル指数が上昇したことから金の売りが先行し、一時3304.4ドルの安値を付ける場面があった。
しかしその後、トランプ大統領は7日、日本と韓国からの輸入品に25%の関税を課すと表明したことやマレーシアとカザフスタンに25%、南アフリカに30%、ラオスとミャンマーに40%の関税を課すと発表し、これを受けてリスク回避姿勢が強まり、金の買い戻しが入って下げ幅を縮小する値動きとなった。