23日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前営業日比9.3ドル高の3395ドル。
米国がイランの核施設への攻撃を受けて有事のドル買いを背景に金の売りが優勢となり、一時3361.4ドルの安値を付ける場面があった。しかし、その後米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン副議長はインフレ圧力が抑制されたままであれば、早ければ次回会合で利下げを支持したいとの認識を示し、一転してドル安に振れたことから金の買い戻しが入り、プラスサイドに回復する値動きとなった。