7日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月6月限は前日比30.9ドル安の3391.9ドル。
トランプ米政権は、貿易問題に関する米中の閣僚級協議を週末10~11日にスイスで開くと発表した。4月の相互関税発動以来、両国の公式協議は初めてとなる。これを受けて安全資産である金の売りが優勢となった。また、外国為替市場でドル指数が上昇したことから金の下げ幅を拡大し、一時3367ドルの安値を付ける場面があったが、トランプ米大統領は中国に対して依然強気な姿勢を示していることから、先行き不透明感が強まり、押し目では買い拾われて下げ幅を縮小する値動きとなった。