
NY金先物中心限月4月限は前日比11.8ドル高の2930.6ドル。
米下院は25日、トランプ大統領の看板政策である大型減税を含んだ法案の概要を賛成多数で可決し、減税規模は2034年度までで総額4兆5000億ドル規模となった。これを受けて外国為替市場でドル指数が上昇したことから、NY金への売り圧力が強まり2903.3ドルまで下落する場面があった。
しかし、その後、米商務省が26日に発表した1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)が年率換算で前月比10.5%減少し65万7000戸となったことから、米長期金利が低下すると、押し目での買いが入り、NY金はプラスサイドに回復する展開となった。