26日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比10.2ドル高の2694.9ドル。
引き続き中国の景気刺激策に対する期待感から金の買いが先行した中、米労働省が26日発表した21日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比4000件減の21万8000件と、5月中旬以来の低水準となった。これを受けて、米長期金利が上昇したことから利益確定売りで2677.5ドルまで下落する場面があったが、その後は全米リアルター協会(NAR)が26日発表した8月の中古住宅販売契約指数は前月比0.6%上昇の70.6となり、事前予想の1.0%上昇を下回ったことを受け、外国為替市場ではドル指数が下落し、押し目で金が買われ7営業日続伸して史上最高値を更新する展開となった。