19日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比16.0ドル高の2614.6ドル。
前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を0.5%引き下げたことを決め、また年内の残り2会合で、それぞれ0.25%の下げ幅で利下げする予想を示したことから、金利を生まない資産の金買いが先行した。その後米労働省が19日発表した9月14日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万2000件減の21万9000件と4カ月ぶりの低水準となったことを受けて売られる場面もあったが、全米リアルター協会(NAR)が19日発表した8月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.5%減の386万戸となり、これを受けて押し目では買いが入る展開となった。