29日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比22.5ドル高の2560.3ドル。
米商務省が29日に発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比3.0%増と、速報値の2.8%増から上方改定された。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり金の売りが先行した。しかし、その後全米リアルター協会が29日発表した7月の中古住宅販売仮契約指数は前月比5.5%低下の70.2と、2001年の統計開始以最低となったことから押し目では買い拾われて上げ幅を拡大する展開となった。