15日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比12.7ドル高の2492.4ドル。
米商務省が15日発表した7月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.0%増加し、事前予想の0.3%増を上回った。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、金の売りが入り一時2469.2ドルまで下落した。しかし、その後は米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しに変わりがないことや中東情勢の緊迫化を背景に押し目では買い拾われてプラスサイドに回復する展開となった。