13日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比3.8ドル高の2507.8ドル。
米労働省が13日発表した7月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比(季節調整済み)0.1%上昇した。伸びは前月の0.2%から鈍化し、インフレ圧力が引き続き穏やかになっていることが示された。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が来月の会合で利下げを決定するとの観測が一段と高まり、金の買いが先行した。ただ、明日に米消費者物価指数の発表を控え買いが続かず、上げ幅を縮小する展開となったものの中心限月の清算値ベースでは連日最高値を更新した。