27日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前日比23.4ドル高の2336.6ドル。
米商務省が27日発表した5月の耐久財受注は前月比0.1%増だった。4月分は0.2%増と前回発表の0.6%増から下方修正された。また、民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は5月に0.6%減と事前予想の0.1%増を下回った。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり金の買いが先行した。また、米長期金利が下落し、金利を生まない資産である金の魅力が高まり、上げ幅を拡大する展開となった。