19日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比16.3ドル高の4082.8ドル。
米労働市場減速の見方を受けて金の買いが優勢となり、一時4134.3ドルの高値を付ける場面があった。ただ、その後は外国為替市場でドル指数が上昇したことから上げ幅を削る値動きとなった。引け後に米連邦準備理事会(FRB)が19日公表した10月28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、データ不足で政策見通しが不透明、かつインフレ抑制を巡り意見が分かれる中で、珍しく明確な反対票を伴う形で政策金利を引き下げたことが明らかになった。