27日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月12月限は前営業日比118.1ドル安の4019.7ドル。
ベセント米財務長官は26日、ABCテレビのインタビューで、11月1日から課すとしていた100%の対中追加関税について「回避される」と言明。新たな対立のきっかけとなった中国によるレアアース(希土類)輸出規制強化を巡り、「再検討のため、(中国が実施を)1年間延期するだろう」と語った。これを受けて、米中対立懸念が緩和し、金の売りが優勢となり一時は4000ドルの節目を割るなどして大幅な手仕舞い売りが加速した。