17日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比16.2ドル高の2707.5ドル。
米商務省が17日発表した9月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.4%上昇と事前予想の0.3%増を上回った。また、米労働省が17日発表した10月12日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は、前週比1万9000件減の24万1000件と事前予想の26万件を下回った。これを受けて金の売りが優勢となった。しかし、イスラエルのカッツ外相は17日、パレスチナのイスラム組織ハマスの最高指導者シンワル氏がイスラエル軍によって殺害され確認したと声明を出した。これを受けて中東情勢を巡る不透明感から押し目では買われて最高値を更新する展開となった。