23日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比29.6ドル高の2546.3ドル。
23日、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムでパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演し、「政策を調整する時が来た。方向性は明確であり、利下げのタイミングとペースは今後入手するデータ、変動する見通し、そしてリスクバランスに左右される」と語った。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、金の買いが先行した。また、米長期金利が低下し上げ幅を拡大する展開となった。