11日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月8月限は前日比42.2ドル高の2421.9ドル。
米労働省が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前月比でマイナス0.1%と事前予想の0.1%上昇を下回った。前月比でマイナスは2020年5月以来となった。また、前年同月比では3.0%上昇と5月の3.3%上昇から鈍化し、2023年6月以来最小となった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の9月の利下げがさらに強まり、米長期金利が低下し金の買いが先行した。また、外国為替市場でドル指数が下落したことから上げ幅を拡大し、一時2430.4ドルまで上昇する展開となった。