1日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月8月限は前営業日比0.7ドル安の2338.9ドル。
仏下院選挙で極右政党の国民連合が首位となったが、絶対多数を獲得できず、過度の仏政局不安が和らぎユーロ高ドル安に振れたことから、ドル建てで取引される商品の割安感が強まり金の買いが先行し、一時2348.8ドルまで上昇する場面があった。しかし、その後は米長期金利が上昇したことで金利を生まない資産である金の魅力が弱まり、上げ幅を縮小してマイナスサイドに入る展開となった。