5日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比46.6ドル高の3653.3ドル。
米労働省が5日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は2万2000人増と、事前予想の7万5000人増を下回った。また、失業率は前月の4.2%から4.3%に上昇し、約4年ぶりの高水準に達した。これを受けて、外国為替市場でドル指数が下落したことから金の買いが優勢となった。また、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利下げに動く可能性も出てきたことから、金の上げ幅を拡大して最高値を更新する値動きとなった。