3日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月12月限は前日比43.3ドル高の3635.5ドル。
米労働省が3日発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は718万1000件と前月から17万6000件減少し、事前予想の737万8000件を下回った。一方、解雇件数は増加し、新型コロナウイルスのパンデミック以降初めて失業者数が求人数を上回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うとの見方がより強まり、金の買いが先行した。また、外国為替市場でドル指数が下落したことも加わり、上げ幅を拡大し、史上最高値を更新する値動きとなった。