16日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前日比22.4ドル安の3359.1ドル。
米ブルームバーグ通信は16日、ホワイトハウス関係者の話として、トランプ米大統領が近くパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長を解任する可能性があると報じた。FRBの独立性が揺らぐとの懸念が広がり、金融市場は株安ドル売りで反応し、安全資産としての金の買いが優勢となって一時は3385.8ドルの高値を付ける場面があった。しかし、トランプ米大統領は米メディアの報道後、ホワイトハウスで記者団に対して否定したことから金の上げ幅を縮小する値動きとなった。