1日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月8月限は前日比42.1ドル高の3349.8ドル。
ベセント米財務長官が前日、貿易交渉を巡り頑固なため合意できなければ関税率は戻ると貿易相手国をけん制したことからリスク回避の姿勢が強まり、ドル安を背景として金の買いが先行して一時3370.5ドルの高値を付ける場面があった。
しかし、その後雇用動態調査(JOLTS)をはじめとした他米経済指標の発表が前月を上回る内容だったことから7月の米利下げ観測が後退し、金の売りが入り下げ幅を縮小する値動きとなった。