30日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前営業日比20.1ドル高の3307.7ドル。
米相互関税上乗せ分の停止措置の期限を7月9日に控え、米国と貿易相手国との通商協議が進展するとの期待が高まっていることから金の売りが優勢となり、一時3250.5ドルの安値を付ける場面があった。しかし、その後米シカゴ地区購買協会が30日発表した景気指数は40.4と事前予想の42.5を下回り、1月以来の低水準となった。
これを受けて、外国為替市場でドル指数が下落したことから金の買い戻しが入りプラスサイドに回復する値動きとなった。