11日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前日比0.3ドル高の3343.7ドル。米労働省が11日に発表した5月の米消費者物価指数は、前年同月比2.4%上昇と事前予想の2.5%上昇を下回った。また、コア指数も2.8%上昇と事前予想の2.9%上昇を下回った。これを受けて米長期金利の低下や外国為替市場ではドル指数が下落したことから金の買いが優勢となり、一時は3382.3ドルの高値を付ける場面があった。しかし、その後はドル安が一服したことから利益確定の売りに押され上昇分を削る値動きとなった。