15日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月2月限は前日比35.5ドル高の2717.8ドル。
米労働省が15日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.9%上昇と、11月の2.7%上昇から加速し、7月以来の大幅な伸びを記録した。ただ、CPIコア指数は前月比0.2%上昇と、11月の0.3%上昇から減速し、事前予想の0.3%を下回った。また、前年同月比も3.2%上昇と、11月の3.3%上昇から鈍化した。これを受けて、外国為替市場でドル指数が下落し金の買いが先行した。また、米長期金利も大幅に低下したことから上げ幅を拡大する展開となった。