7日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月12月限は前日比29.5ドル高の2705.8ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちとなる中、外国為替市場でドル指数が下落したことを受けて金の買いが先行した。またその後、米連邦準備制度理事会(FRB)が6~7日に開かれたFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ4.50-4.75%と発表した。これを受けて米長期金利の低下も加わり、上げ幅を拡大する展開となった。パウエルFRB議長は会見にて12月のFOMCに向けて何も決定された事項はなく、不透明感がある中、金融政策の適切なペースや方向性の評価を調整する用意があると述べた。